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令和4年第133回定例会(第4日目) 本文 開催日:2022年06月20日
令和4年第133回定例会(第4日目) 名簿 開催日:2022年06月20日

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  1. 香美町議会 2022-06-20
    令和4年第133回定例会(第4日目) 本文 開催日:2022年06月20日


    取得元: 香美町議会公式サイト
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    2022年06月20日:令和4年第133回定例会(第4日目) 本文 最初のヒットへ(全 0 ヒット)                               午前9時30分 開議 ◎議長(西谷 尚) おはようございます。  ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。      ──────────────────────────────  日程第1 会議録署名議員の指名 ◎議長(西谷 尚) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、南垣誠君、東垣典雄君を指名します。      ──────────────────────────────  日程第2 諸般の報告 ◎議長(西谷 尚) 日程第2 諸般の報告を行います。  本日の議事日程、発議書1はあらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。      ──────────────────────────────  日程第3 議案第49号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(令和3             年度香美町一般会計補正予算(第15号)) ◎議長(西谷 尚) 日程第3 議案第49号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて(令和3年度香美町一般会計補正予算(第15号))を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) おはようございます。議席番号3番、谷口でございます。どうかよろしくお願いいたします。  それでは、議案第49号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについてということで、令和3年度香美町一般会計補正予算(第15号)でありますが、私は、特別交付税の関係につきまして何点か質疑をさせていただきたいと思います。コロナ禍、ウクライナ危機、異次元の金融緩和などによる異常円安の物価高騰が町民を直撃しているときに、3億1,158万6,000円の特別交付税を、その年に使わず、貯金に回すこと。それも町長が議会に諮らないで意思決定する、専決処分ですけども、これが許されるのかという観点で、以下、何点か質問したいと思います。
     まず1点目ですが、予算資料20ページの地方交付税特別交付税3億1,158万6,000円の増額でありますが、まず、3億1,158万6,000円ということで当初予算と比べて増額しておるんですが、この増額の要因といいますか、こういったことが分かれば、まず教えていただきたいと思います。  それから、毎年、当局のほうは、特別交付税については12月頃に申請されるというようなことをお聞きしております。令和3年度の申請額は幾らされたのか。その点をお聞きしたいと思います。  さらに、特別交付税の3億円の増額分の基金を積み立てることと、それから、このことが、専決処分を行うことで問題ないのかということで、これは、私自身、これまでも再三にわたって、予算特別委員会、さらには決算特別委員会でも、この点については指摘をしてきたところでありますが、毎年繰り返されておるということで、予算の原則というところから見てどうなのかということで、まず1点目が、総計予算主義の原則に反しているのではないかというふうに私は思っています。といいますのは、当初予算と3億円以上の差があるのは、議員必携で書いてありますように、一切の収入及び支出は全て歳入歳出予算に編成しなければならないという、これが総計予算主義の原則ですけども、この点がどうか。  それから2点目に、特別交付税でありますけども、これは何でも使える一般財源であります。その増額分3億円が、その年の予算の財源として使われていない、要するに基金に積んでいるわけですから、これが会計年度独立の原則に、その年の予算についてはその年で使うという原則ですが、これに反してないのか。  それから3点目に、特別交付税の3億円の増額分を基金に積み立てているわけですけども、これを議会に諮ってない。議会の議決権を奪っているのではないかという、この3点、基本的なところですけども、疑義を持っていますので、その点について答えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ◎議長(西谷 尚) 財政課長森垣文裕君。 ◎財政課長森垣文裕) それでは、谷口議員のご質疑に答弁させていただきます。  まず、当初予算と比較して、特別交付税が増額となった要因はということでございますが、これにつきましては、特別交付税の内訳というのが県のほうからは示されませんので、今回におきましても、当初予算と比較しての増額の要因というのは分からないところでございます。  それから、申請時期でございます。こちらにつきましては、令和3年11月中旬に、県内、副町長、副市長のヒアリングをもって、市町振興課のほうにヒアリングの形式により要望するんですけれども、令和3年度におきましては、香美町は、令和3年11月中旬に県庁に出向きまして、副町長以下、財政課の職員がお話をさせていただいて、申請額が8億3,000万円ということで申請をさせていただきました。  それから、特交が増額になったことなどの要因によります、第15号補正予算での基金の積立てのことをご質疑いただいたんですけれども、まず、総計予算主義という点ではどうかというところで、これにつきましては、当初予算からその金額を見込むことは難しいということで、ですから、総計予算主義に照らすと、見込めないので当初予算には計上できないということで、令和3年度にスタートさせていただいたところでございます。  それから、特別交付税が何でも使えるというふうなお話を頂いたんですけれども、確かに予算上は一般財源という取扱いになりますので、各種の経費に利用することは可能かなと。ただ、普通交付税と少し違うところは、法令で特別交付税で措置されるものというのがいろいろあるんですけれども、先ほど申し上げました、申請時期と前後しまして、毎年、全国の都道府県市町村が、大体8月から2月にかけまして、法令に定めた基礎数値の報告をさせていただいています。ただ、香美町におきましては、その法令の報告数値よりも大きな金額を頂いておりますので、さらに県庁からも、国、県からはその内訳が示されませんから、おっしゃっていただいているところが、一般財源として各種経費に利用可能というところは、おおむね間違いではないのかなというふうに考えます。  あと、第15号補正予算で、今回地方譲与税から始まって、この地方交付税におきまして、金額が確定したことによる歳入予算の補正と、あと、それから、加えまして、除雪に対する国からの補助金等々を整理させていただいた結果、第15号補正予算で差引きをすると、第15号補正予算を調製した段階での剰余が、今回、財政調整基金に積立てをさせていただく額になるわけなんですけれども、ですから、第15号補正予算を調製した段階で剰余の状態にある金額を、ひとまず財政調整基金に置かせていただいて、言い換えますと、特別交付税の決定から3月末までの間に、何か政策を打ち上げるということを検討する期間が不足しますものですから、基金に積立てをさせていただいて、今後の政策の財源にさせていただきたいと考えまして、町長と協議をさせていただいて、専決処分をさせていただいたところです。  それから財政調整基金、今後の政策にと私も申し上げたんですけれども、先週の一般質問でも、町長のほうから、財政調整基金を取り崩して政策に活用することに異論はないというふうにおっしゃっていただいておるわけです。ですから、今年度の補正予算になるのか、あるいは令和5年度の当初の一般財源の拡充になるのか。そういったあたりで、町民、事業者の皆様の生活、いろんな事業の支援について有効に活用していきたいと思っておりますので、どうかご理解を頂きたいと思います。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) 特別交付税の3億円増額の内容については、説明がなかったので分からないということにつきましては、承知しました。  それから、令和3年度の特別交付税の申請額につきましては8億3,000万円ということで、それも承りました。それで、結果、3億円の定額分を基金に積み立てるというふうなことになっておるんですが、これも結局、国の交付決定が、3月の予算議会が終了してから来るので、したがって、議会にかける時間的な問題でないから、それで毎年専決されるという、こういうことを毎年繰り返しておるんです。少なくとも、私は、3億円という、これ、本当に自由に使える貴重なお金ではないですか。これが、使い道がないからといって、最終的には翌年度以降の事業のための基金というのは、筋がおかしいのではないか。だから、私がずっとこの間、指摘しておりましたように、何で当初予算で、決算ベース、立派な決算の状況があるじゃないですか。あの数字を使って、細かいとこまでは別にして、少なくとも2億円から3億円いつも乖離がありますから、これを何で当初予算にある程度見込んで、なぜその年の施策に財源として使わないのか。ここがいつも、最後は結局、時間的なあれがないからというふうな方便で翌年に貯金されているんですけども、私、貯金そのものが悪いとは言ってませんが、これを目的にしたらあかんと思うんです。だから、私は、この間ずっと言ってます。決算ベースを大いに活用して、だから、一切の収入及び支出は全て歳入歳出の予算に編成しなくてはならないという、一切ということは、決算ベースも入るのではないかと思うんですけども、この点どうなのか。  それから、3億円といいましたら、大きな数字なんです。町長、この間、今度補正予算でも提起されていますけど、子どもの学校給食費の免除という、これも年間でいいました7,000万円ほどですから。  それから、さらに職員の皆さんの人数が少ないということを毎年議論されているんですけども、こういった人件費にも十分使える。だから、もっと、これだけの財源があるんでしたら、思い切った子育て支援も含めての、当然、今度の物価高騰の折も使えると思いますので、少し予算の組み方も含めて、どうしても、細かいところについては、当然これはこれで私も専決は認めさせていただきますが、あまりにも額が大き過ぎるもので、その辺のことについてのお考えを伺いたいと思いますので、取りあえず財政課長のほうから、その上でまた町長に答えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎議長(西谷 尚) 財政課長森垣文裕君。 ◎財政課長森垣文裕) それでは、谷口議員のご質疑に答弁させていただきます。  決算ベースの点ですけれども、先ほどお話しすればよかったかなと反省しますが、議員もご承知のとおり、令和4年度の当初予算におきましては、ここ数年、当初予算で6億7,000万円ということで当初予算を置かせていただいたんですけれども、令和4年度の予算編成に当たりましては、町長、副町長とも協議を行いまして、予算の委員会でも少し申し上げたと思うんですけれども、やはり決算も加味して予算計上すると、最低でも5,000万円は上積みしても大丈夫だろうということで、令和4年度の当初予算では7億2,000万円ということで、当初予算をさせていただいたところです。ただ、これにつきましても、ご指摘のとおり、今回、令和3年度で決定いただいた額からは、まだかなり大きな金額の乖離はあるんですけれども、この辺りは令和5年度の当初予算においてさらに精査しまして、どの程度、当初予算に見込んで予算編成を行うかというところには反映させていきたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いいたします。  私のほうからは以上です。 ◎議長(西谷 尚) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) それと、あと、議会に諮らないでというところが、3億円もの貴重な財源が、先ほどの中では、取りあえず、ひとまず財調基金というお話があったんですが、でも3億円を議会が全く議論せずにということになれば、これもまた町民に説明がつかんのかな。だから、私は、決算ベースの予算の組み方もあるんですが、それと併せて、それと、特別交付税の申請をされますよね。だから、これをある程度した段階で、確定はしてないにしても、少なくとも財源が確保できるんですから、当初と比べて、これに見合った補正財源として位置づけて、それなりの、12月以降の施策に反映させていく。そういうことになれば、議会も当然、議会議決という行為が出てきますので、議会も参加できますし、そういう状況も把握した上で議論ができるわけですが、その辺の、当初予算と、それから補正予算という、こういうやり方がありますので、少なくとも議会にはどこかの形で、年度内にはこのことがきちっと議論できる、そういう場をつくってほしいと思いますが、その点いかがでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 谷口議員にいつもそのご質疑を頂きますけども、いつも申し上げておりますけども、特交の1年間に様々あった要因について、頂ける交付税を予算に多い目にということになりますと、毎度申し上げておりますが、これ、立てた予算より交付が少なければ歳入欠陥を起こすわけでございますから、何も議員がおっしゃいますように、基金に積み上げることは、取崩しもできるわけですから、次年度からの政策予算に充てるという意味では、全く何も問題がないというふうに思います。  それから、予算化の話でございますけども、まず1つは、先ほども課長が申しましたけど、3月に、昨年より5,000万円も特交の予算を積み上げさせていただいた。このことは、谷口議員の毎度のご質疑に対する配慮の面もございました。このぐらいは確実に頂けるという最小限のものを担保させていただいたという思いですけども、また、今、最後にご質問を頂いた、予算化の件でございますが、令和4年度の当初予算も、いつも、令和3年度も、毎年でございますけども、12月、年末頃からかけて、新年度予算をつくっていくわけでございます。そういう中にあって、頂けるであろう金額のはっきりしないものを予算化する作業も、同じような時期に編成ができるかというと、私は、業務上にも非常に難しいところがあると思います。ですから、当初予定をされていた特交の増額分、これは一旦は財調に積ませていただいて、これは何も積みっ放しということにはなりませんから、必要に応じて取り崩して、町民の皆さんのために使わせていただく。私は、毎年、谷口議員からそのご質問を頂きますけども、私はそれで何ら問題はないというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(11番) 基本的には、歳出のところの基金費について主にお尋ねします。私の考え間違いかもわかりませんが、森林環境基金費62万6,000円の積み増し、これは歳入の地方譲与税森林環境譲与税2万8,000円の減、歳出の農林水産業費、林業費の森林環境経営管理事業費の25万2,000円の減、この差引きかなと思うんですが、差引きすると25万2,000円と2万8,000円で22万4,000円になるんですが、予算では22万6,000円ということで2,000円合わないんですが、その辺はどうなっているのか、1点はお尋ねしたいと思います。  それから、歳入で、13、交通安全対策特別交付金で79万3,000円交付金が入っておりますが、歳出ではその計上がありません。昨年の交通安全基金を設けるときに、財政課長は、町村共済の金を交通安全に使うべきで、その出し入れの状況を明確にするために基金を設けるんだというお話ですが、入りのほうの交通安全対策特別交付金というのは、交通安全対策に使うべきもの。それに今までは一般財源を積み足して、毎年600万円前後の事業費を計上、400万円の時代もありますが、この交付金を今まで200何万円、300万円にはなかったと思いますが、の交付金であったわけですが、この金は歳出に出てきませんから、トータル的に考えたら、財調に積まれてしまっているような感じしか受け取れんわけですが、その辺はどうなっているのか、お尋ねをしてみたいというふうに思います。  私も分からないんですが、今回、全ての交付金や税等も含めて、何が、例えば、交付税は一般財源的なもので、使途は限定されないものですが、そのほかのいろんな交付金や税あたりは、どういう縛りがあって、財源内訳で言えば、特定財源になるべきもの、縛りのないものは一般財源になるものという、そういう縛り的なものはどういうものがあるのか、教えていただきたいと思います。例えば、地方消費税交付金というのは、本来的には、福祉だとか、そういう面に使うべきものだと、今は消費税10%ですが、その中の一部だと思うんですが、を交付金でくれるわけですが、その辺の財源の種類、その辺も含めて教えていただきたいというふうに思います。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 財政課長森垣文裕君。 ◎財政課長森垣文裕) それではまず、ご質疑の中の森林環境譲与税の関係でございます。今回、歳入と歳出それぞれ関係経費を補正させていただいておるんですけれども、私も説明不足やったかなと反省するんですけれども、今回補正させていただいています、例えば、歳入は減額の2万8,000円、それから事業費が25万2,000円の減額。それで基金のほうが、確かにマイナス2万8,000円からマイナス25万2,000円ということで、マイナス22万4,000円ということで、2,000円の乖離が、差異が生じているんですけれども、これにつきましては、不要となる歳出25万2,000円を、歳出に、基金費のほうに組み替えるところですけれども、歳入がマイナス2万8,000円となるため、歳出は22万4,000円となるところです。これにつきましては、補正後の、今回、普通旅費及び消耗品費ともに、決算では円単位の決算額に当然なっていくんですけれども、円単位の決算額で森林環境譲与税歳入決算額との差引きを行うために、基金への積立てについては、22万4,000円に2,000円を加算した22万6,000円が必要になるということでご理解いただきたいと思います。  参考までに、今回、基金の積立金としましては、森林環境譲与税歳入決算額になります3,271万5,000円、円単位での積立てをさせていただくことになりますので、ご理解いただきたいと思います。  それから、交通安全対策特別交付金の関係です。今回79万3,000円の歳入予算のみの補正ということになりまして、当初予算と合計しますと279万3,000円の決算ということになります。それで、交通安全対策特別交付金につきましては、町内の町道の交通安全施設の修繕、更新とかに活用することが位置づけられておるんですけれども、当初予算ではどのような予算が組み立てられたかといいますと、修繕料として100万円、工事費として300万円、合計で400万円の歳出予算でスタートさせていただきました。一方、歳入予算につきましては、交通安全対策特別交付金が200万円ということで、歳出の400万円に対して200万円を見込んでおりました。ですから、400万円から200万円を控除しますと、200万円がほかの一般財源を活用しての予算編成ということになったところです。  今回、79万3,000円、交通安全の交付金が増額となりましたので、そこで歳出予算を確認しますと、決算見込額としましては、修繕料で86万9,717円、工事請負費で232万3,000円ということで、その合計が319万2,917円となりますので、交通安全の交付金の279万3,000円を40万円上回っておりますので、今回、歳入予算に79万3,000円を増額させていただいて、これを交通安全の施設の修繕工事に、令和3年度に使わせていただいたということで、令和3年度中に活用ができたということでご理解いただきたいと思います。  それから、今回、歳入予算で、地方譲与税から始まりまして、今申し上げました交通安全の交付金まで、各種決算額が確定したのでということで補正させていただいているんですけれども、それぞれの譲与税、交付金のおおむねの使途はというご質問だったかと思います。例えば、地方揮発油譲与税とかでしたら、これにつきましては、算定の根拠が、国レベルの総額から、市町村が管理する道路の延長ですとか面積等で案分されまして、ですから、案分の基準が道路になりますので、道路に活用するのが好ましいという状況になりますし、それから、自動車重量譲与税におきましても、これつきましても、道路の延長とか面積が案分の基礎になりますので、これらにつきましても、道路の修繕等に活用するのが好ましいというふうに考えますし、森林環境譲与税については、従来からのご説明のとおりでございますし、利子割、配当割、株式等譲渡所得割と、各種交付金あるんですけれども、それぞれ、人口でありますとか、事業所の人口ですとか、そういったことで案分して、交付いただける額が決定するところです。案分の基礎等は各種あるんですけれども、財政運営上、これらの譲与税交付金について、必ずこれに使わないといけないというような縛りまでは、実は、ない状況です。ですから、一般財源として、一般会計予算編成に使わせていただいているというような状況です。ただ、少し申し上げましたように、やはり道路の延長ですとか面積が案分基礎になっているようなものは、道路の修繕等に活用するのが好ましいというふうには考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 見塚修君。 ◎見塚 修(11番) この補正予算、あくまで予算ですので、今の財政課長の説明では、決算のいろんな項目等々の決算見込みのトータルによって2,000円の差が出てくるんだということは、それは分かります。しかし、予算ですので、予算書というのは、入りの分と出の分がイコールにならんとおかしいんです。結果的に決算でその分の差が出てくる。これは当たり前の話です。だから、出のほうは予算がないと出せませんから、その辺の調整はできませんけど、入りのほうではできるんです。できるという言い方が適当なのかどうか分かりませんが、予算を持っていたものよりたくさん収入があった。予算の額より収入が少なかった。それはあるんです。だけど、この時期だから、決算が出てきたから、出る見込みだというか、ほとんど確定しているから、それに合わせた予算書を作るということでは、入りと出がイコールにならんわけです。予算というのは、入りと出がイコールにならなあかん。だから、こういう補正の仕方というのはやめていただきたい。我々分からんようになりますから。今の森林環境譲与税の関係については指摘をしておきたいと思います。  それから、交通安全の関係ですが、基金を設立したときに、交通安全に関わる収支を明確にしたいということで基金を持つんだということであるわけですから、先ほど言われましたように、この交付金は、あくまで基金に積んできて、これも令和3年度の決算見込みの中で交付金よりたくさんの事業をしたから一般財源を減らすんだという考え方です。今、財政課長の説明では、言い換えれば。一般財源をつぎ込んでまで、人の命を守る交通安全施設の整備だとか、修繕だとかしようと考えて、一般財源までつぎ込んで整備しようと考えた予算だったんです。それを、交付金が来たから、一般財源を減らしてこの金を充てると。事業は、当初予定しとった事業しかしないんだとということでは、基金をつくった趣旨に反するんです。だから、この交付金は、基金に積んで、令和4年度の補正でも、令和5年度の当初でも、事業費に充てて、一日でも早く、交通安全施設の整備や修繕をするべきものだというふうに私は考えるんですが、再度そういう考えができないのか。しないのか。今回の補正は、決算を見込んだ考え方で、予算編成そのものの基本的な考え方が失われているというふうに考えているんですが、それについて財政課長はどう考えられますか。 ◎議長(西谷 尚) 財政課長森垣文裕君。 ◎財政課長森垣文裕) 今回の補正予算に積ませていただいた79万3,000円の件でございますが、基金に積んで次に備えるべきというふうなご指摘だったかと思います。ただ、交通安全の交付金につきましては、当該年度、国、県を通じて交付額が決定して、大体3月末に確定するんですけれども、それについては、当年度中の経費に充てるべきものということで理解しているところですので、これもまた予算編成上、一般財源としての扱いになるんですけれども、ですから、こちらのほうを交通安全の基金に積み増しをして、次に備えるということは考えてはおりません。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 見塚修君。 ◎見塚 修(11番) 交付金を基金に積み立てない。一般財源からの歳出をなくすということのようですが、そうなってくると、基金を設立したときのいろんな説明で、今年度、令和4年度の予算にも、一般財源を何ぼか、金額は覚えてませんが、充当して、一般財源からの金額を充当して、交通安全対策に注力して整備しようという予算なんです。今の財政課長の説明だと、次からの予算、令和4年度の補正も含めて、交通安全に関係する予算は、一般財源を支出せずに基金だけでやりくりしようみたいにもとれるんです。今までの交通安全に対する町の考え方、一般財源をつぎ込んでまで一生懸命しようということからすれば、趣旨が変わってくるんです。このことについて、町長、これからの予算編成の上で、こういうことをされると、言い方は悪いかもわかりませんけども、今まで自分で骨身を切り崩してでも何かをしようとしていることを、それを自分の努力をせずにおって、他人の懐の金で整備しようというふうに受け取れてしまうんですが、その辺の基本的な考え方について町長がどう思われているのか、お尋ねをしてみたいというふうに思います。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 議員のおっしゃっていることがよく分からんのですけど、交通災害の各市町に配分があったものを原資として基金を造成した。それがなかった時代は一般財源交通安全対策をやっていた。新たに造成した基金があるのに、議員のおっしゃいますように、必要額、交通安全対策のために今まで一般財源を使っておったんじゃないか。新しい基金を使う上に、まだ一般財源を今までどおりに支出しろというのも、私は、これは逆に言いますと、目的に沿った交通安全対策の基金を新しく造成したわけですから、できるだけその範囲内で、今まで一般財源をつぎ込んでいた支出を賄う。私はこれが原則かなと思いますので、財政課長の言っていることは間違ってないというふうに思っております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。  原案反対の方の発言を許可いたします。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) 議席番号3番、谷口眞治です。議案第49号 専決処分をしたものにつき承認を求めることについて、反対討論をいたします。  特別交付税の当初予算の過少見積り問題については、私は毎年の予算、決算特別委員会で指摘をしておりますが、一向に改善がありません。特別交付税の当初予算を少なく見積り、3月議会閉会後に、国から増額の交付決定額が決まったといって、町長が議会を開く時間的余裕がないとして、議会に代わって全額基金を積み立てる意思決定を行うことを毎年繰り返しております。3億円の貴重な一般財源が、その年に使われなくて、翌年度以降に使われる。基金を積み上げる補正予算を議会の議決を得ずに町長が専決処分する。こんなことを続けることが許されていいのでしょうか。しかも、コロナ禍、ウクライナ危機、アベノミクスの金融緩和による異常円安の物価高騰が町民や営業を直撃する中で、3億円もの貴重な予算がその年に使われていないことは大問題です。財源はあるのに予算がない、これでは町民の皆さんに説明がつきません。町民の皆さんに説明のつかない専決処分は承認できません。  以上を述べて反対討論といたします。議員各位の賛同を求めて、討論を終わります。ありがとうございました。 ◎議長(西谷 尚) 次に、原案賛成の方の討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 次に、原案反対の方の討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより、議案第49号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第4 議案第50号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて ◎議長(西谷 尚) 日程第4 議案第50号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。  本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、直ちに採決に入ります。  この採決は無記名投票で行います。  議場の出入口を閉鎖いたします。                  (議場閉鎖) ◎議長(西谷 尚) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。  開票立会人を指名いたします。  香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に森浦繁君、上田勝幸君を指名いたします。  投票用紙を配付します。                 (投票用紙配付) ◎議長(西谷 尚) 配付漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                 (投票箱点検) ◎議長(西谷 尚) 異状なしと認めます。  念のために申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。  ただいまから投票を行います。
     職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。                 (点呼・投票) ◎議長(西谷 尚) 投票漏れはありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 投票漏れなしと認めます。  投票を終わります。  続いて、開票を行います。森浦繁君、上田勝幸君の立ち会いを求めます。                   (開票) ◎議長(西谷 尚) これより投票の結果を報告します。  投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、賛成全員であります。  よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。  議場の出入口の閉鎖を解きます。                 (議場閉鎖解除)      ──────────────────────────────  日程第5 議案第51号 小代中学校校舎大規模改修工事の請負契約を締結することにつ             いて ◎議長(西谷 尚) 日程第5 議案第51号 小代中学校校舎大規模改修工事の請負契約を締結することについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) お伺いします。エアコンの移設設置の件についてなんですけれども、二中からの移設ということですけれども、取外し、輸送費、消耗部品の入替え等々を含めまして、新しいものを新設するのと、どれぐらいコストの削減を図ることができたのかというのが1点。  それから、もう1点、二中から取り外し、移設ということですけれども、今後、二中の校舎の町としての利活用をする予定がないということで二中のエアコンを取り外すということでよろしいのでしょうか。2点お伺いします。 ◎議長(西谷 尚) 教育総務課長、清水幸信君。 ◎教育総務課長(清水幸信) お答えしたいと思います。新規に設置するのと移設と比べまして、1部屋当たり、大体100万円近く削減になるというふうに見込んでおります。  それから、利活用が今後ないかということでございますけれども、利活用は今現在検討中でありまして、補助金をもらってエアコン設置していますので、その後、使い道によっては、補助金の返還ということも、そのまま残しておいて、どう利用するかによっては、補助金を返還する可能性も出てきますので、移設して学校に使用すれば補助金は返還しなくてもいいということですし、また、利活用ももうちょっと時間がかかると思いますので、早めに移設して使いたいということで、今回そのようにしております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) 説明でよく分かりました。移設をして、利活用が見込まれたときに、また教室にエアコンが必要となれば、そこに設置をされると思うんですけれども、そういう状態になったとした場合、移設をしたことによってトータル的には高くなるというようなことにはならないのでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 教育総務課長、清水幸信君。 ◎教育総務課長(清水幸信) 利活用がいつできるかというのがまだはっきりしておりませんので、このまま使わずに放っておいて機器が使えなくなるというような状態にしてしまうと、それも無駄になりますので、使うところがあるので、今回早めに移設したいということでございます。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  上田勝幸君。 ◎上田勝幸(2番) 1点だけお伺いいたしますが、この校舎の屋根のところに時計台がありますよね。冬の雪で時計がずっと止まった状態になっていると思うんです。今度は、改修されるのに、その時計台の時計はどのようにされるか、お伺いしたいんです。よろしくお願いします。 ◎議長(西谷 尚) 教育総務課長、清水幸信君。 ◎教育総務課長(清水幸信) 時計設備、校舎内も含めて、全てやりかえる予定です。 ◎議長(西谷 尚) 上田勝幸君。 ◎上田勝幸(2番) 使われるんですね。分かりました。  以上、終わります。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 1点だけお尋ねをいたします。最近、進んでいる学校においては、男子トイレも個室になっております。今回改修に当たって、男子トイレは個室化されているのかどうなのか、お伺いをいたします。説明不足ですみません。要するに、男子も女子と一緒に個室になっているということです。そうならなくても、個室になっているというのは最近の、昨今の学校の在り方のトイレになってきているので、その点に関してどうなっているのか。 ◎議長(西谷 尚) 教育総務課長、清水幸信君。 ◎教育総務課長(清水幸信) 男子トイレにつきましては、これまでどおり小便器が幾つか並んだものと、あと大便用の個室が幾つかあるという、構造的には変えません。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 次に、検討されたのかとお尋ねしようと思ったんですけど、多分検討されてないということですので、昨今、男子トイレも個室化という流れになってきておりますので、せっかく改修されるのであれば、やはり次のことを考えられて改修されたらと思いますので、終わります。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第51号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩をいたします。再開は10時45分といたします。                              午前10時32分 休憩                              午前10時44分 再開 ◎議長(西谷 尚) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。      ──────────────────────────────  日程第6 議案第52号 除雪用機械(ドーザ)の購入契約を締結することについて ◎議長(西谷 尚) 日程第6 議案第52号 除雪用機械(ドーザ)の購入契約を締結することについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) 吉川です。  確認です。納期についてですけども、令和5年2月28日となっています。恐らく半導体不足の影響かなということで考えていますけども、それなのかどうか。2月28日といえば、シーズン終盤ということです。令和4年度予算を組んで導入するので、一日でも早く導入してもらって、稼働というとこまで、できたら持っていっていただきたいんですけども、メーカーに対して、予定は2月28日ですけども、ちょっとでも早くという働きかけは今後も行っていくかどうか。この2点を確認させてください。 ◎議長(西谷 尚) 建設課長、瀬戸浦充君。 ◎建設課長(瀬戸浦充) それでは、納期についてのご質問でございますけれども、これは、令和4年度予算を策定したときには事前に確認はしておったんですけど、そのときはそのような情報はございませんでした。今年度、入札に当たりまして、改めて仕様書を作る際に確認をしましたら、令和5年2月まで納期がかかるということでございまして、業者のほうにも、一日も早くということをお願いしたいと思っておりますが、今の時点では2月下旬ということでお聞きをしております。  それと、先ほど言われました、半導体不足の件もございますけれども、受注生産になりますので、8か月ほどかかるということがございまして、今回は2月になるということでございます。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) 先ほども申し上げましたけども、令和4年度予算でやりますので、今年度稼働というところで、相手に迷惑にならない程度に、ちゃんと町としての立場も伝えていただいて、一日も早く導入していただけるように求めてほしいというのが私の意見です。終わります。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  西川誠一君。 ◎西川誠一(12番) 議案第52号から議案第56号まで、5つの入札案件でございます。これは全てに関わるんですけども、入札に当たり、入札されたところが、アフターケアといいますか、車検ですとか、そして修理ですとか、そういうことをするという契約になっておるのか、いないのか。よろしくお願いします。 ◎議長(西谷 尚) 建設課長、瀬戸浦充君。 ◎建設課長(瀬戸浦充) ただいまのご質問、建設課のことだけお答えをしたいと思います。建設課のドーザ、ホイルローダにつきましては、購入だけの契約ということになっております。車検とその後の維持管理につきましては、できることは町内業者にお願いをしたいということで、現在そのようにしておりますし、また、大きな修繕ですとか、そういったメーカーの専門性が必要な内容につきましては、メーカーのほうにお願いをしたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 西川誠一君。 ◎西川誠一(12番) 全ての案件に共通するということで、今、建設課長にお答えいただいたので、できれば、副町長にお願いしたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) 副町長、今井雄治君。 ◎副町長(今井雄治) 先ほど建設課長が答えたとおり、購入と車検とは別ということで考えておりますし、可能な限り、町内で対応できるものは対応したいというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 西川誠一君。 ◎西川誠一(12番) それがあるのと、例えば車検だとか修理とかの、例えば、入札された、落とされたところにお願いしますということがあるのとないのとでは、やはり入札に臨む気持ち、そして、価格も当然変わってくるだろうと思います。私が漏れ聞いた話によりますと、以前、副町長であった人が、入札の際に、この入札は、車検及びアフターケアも、落とされた、入札された方にお願いするんですというふうなことを口頭で言われたという話をちらっと聞いたことがあったんですけども、そういう事実、今の建設課長にしても、副町長にしても、そういう話がないということですので、だけど、それは暗黙の状況で残っているのか。それとも、業者はそれを完全に無視した形での入札額なのか。その辺はどう判断されますか。 ◎議長(西谷 尚) 副町長、今井雄治君。 ◎副町長(今井雄治) 車両の購入と、それから車検とは別物というふうには考えております。ただし、町内で購入した業者から情報自体は厚意という部分はありましょうけれども、入札に関して、購入と車検とは別物だというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  岸本正人君。 ◎岸本正人(13番) 質問させてもらいます。前から言っておりました、前の建設課長が言っておられました、こういう物品に関しては、建設業組合か何かに競売するというような話を聞いておったんですけど、このたびもそれでいいのですね。 ◎議長(西谷 尚) 建設課長、瀬戸浦充君。 ◎建設課長(瀬戸浦充) 古い車両の売却の件でございます。以前からはそうですけれども、建設業協会からの要望もありまして、町内で除雪を受けていただいている業者、それから、今年度以降に新たに除雪を受けていただける業者を対象としまして、制限付一般競争入札で売却することを考えております。それで希望者がなければ、一般のオークションのほうに移行していくということを考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。
                   (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第52号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第7 議案第53号 除雪用機械(ホイルローダ)の購入契約を締結することについ             て ◎議長(西谷 尚) 日程第7 議案第53号 除雪用機械(ホイルローダ)の購入契約を締結することについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  岸本正人君。 ◎岸本正人(13番) 念のため、先ほどの質問。同じように建設業組合等は考えておられますか。 ◎議長(西谷 尚) 建設課長、瀬戸浦充君。 ◎建設課長(瀬戸浦充) 答弁としては、先ほどと同じように、町内の除雪業者を対象として、制限付一般競争入札を考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第53号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第8 議案第54号 し尿収集車の購入契約を締結することについて ◎議長(西谷 尚) 日程第8 議案第54号 し尿収集車の購入契約を締結することについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  西川誠一君。 ◎西川誠一(12番) 1点だけ、資料38ページの入札結果表を見て疑問に思っています。参加者があったんですけど、辞退ということは分かります。理解できます。欠席と書いてある意味が少し分かりません。教えてください。 ◎議長(西谷 尚) 上下水道課長、亀村孝君。 ◎上下水道課長(亀村 孝) 当初の説明でも申し上げましたとおり、今回の入札につきましては、事前に希望を聴取しました。希望がありました業者さんに対して入札の案内をさせていただきました。結果的に1社からは辞退届が出ました。もう1社、今、欠席という方については、連絡なしに当日欠席をされたということで、特に理由等は聞いておりませんが、当日会場に来られませんでしたので、欠席ということで処理をさせていただいたところです。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 西川誠一君。 ◎西川誠一(12番) 多分そういうことかなというふうに思いますけども、これも副町長、入札のやり方に関して、希望があって手を挙げたんだけど、実際来なかった。そういう方へのペナルティーとかいうのは、規定ではあるんですか。それとも、そのまま、次回、希望があれば、またしてというふうなことになるのでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 副町長、今井雄治君。 ◎副町長(今井雄治) 入札の先ほどの欠席について、明確なペナルティーというのは現在ありません。ただし、辞退届も何も連絡ないという業者については、私のほうから、しっかり業者のほうにはお伝えをしました。そういうことがないようにということでございます。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 西川誠一君。 ◎西川誠一(12番) 今後、今現在はないんですけども、こういうことは、私もいろいろ入札結果表を見ていますけども、欠席なんてほとんど珍しいですから、これが続くようであれば、何かペナルティーなんかを考えていらっしゃるのかどうか。 ◎議長(西谷 尚) 副町長、今井雄治君。 ◎副町長(今井雄治) 今回の結果を受けまして、入札審査会のほうでは検討させていただきたいというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  岸本正人君。 ◎岸本正人(13番) 先ほどの質問と一緒なんですけれども、廃車はどういうふうに処分されるのでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 上下水道課長、亀村孝君。 ◎上下水道課長(亀村 孝) し尿収集車につきましては、今、町内のほうでお世話になっておりますといいますか、し尿のほうはうちでしますけど、浄化槽汚泥の運搬をされております3社に対しまして、まず打診をさせていただこうかなというふうに思っておりまして、そこでこちらの思いと差異がありまして、金額的に合わなければオークションのほうに諮っていきたいというふうな考えをしております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第54号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第9 議案第55号 堆肥運搬車両の購入契約を締結することについて ◎議長(西谷 尚) 日程第9 議案第55号 堆肥運搬車両の購入契約を締結することについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) 今回の車両の仕様書についてお伺いしたいと思います。仕様の内容の中で、装備附属品、ミックスタイヤを指定されたときに、ヨコハマ、トーヨー、ダンロップの3社の銘柄を指定されておるんですけれども、ブリヂストンをなぜ外されたのかということを教えていただきたい。といいますのは、議案第54号では、タイヤの指定は国産であるというふうになっておるのに、この車両だけなぜこれを外されたのか。今回の入札結果、全然関与せんでもええんですけれども、落札額が次点の方よりも100万円近く安く落ちているということに何か関係があるのかと勘ぐってしまうのですけれども、教えてください。 ◎議長(西谷 尚) 村岡地域局長、小西敏君。 ◎村岡地域局長(小西 敏) それでは、ただいまの質疑にお答えします。  タイヤにつきましては、当初、この車に関しましては、3社だけで検討させていただきました。理由につきましては、確認します。 ◎議長(西谷 尚) 暫時休憩をいたします。                              午前10時59分 休憩                              午前11時08分 再開 ◎議長(西谷 尚) 休憩を閉じ、会議を再開します。  村岡地域局長、小西敏君。 ◎村岡地域局長(小西 敏) タイヤの選定につきましては、3社ということで、これにつきましては、従前、堆肥センターで買っているものが3社ということでしておりましたので、同じようにさせていただいております。これにつきまして、予定価格に影響があるのかということについては、ありません。 ◎議長(西谷 尚) 南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) ご丁寧にありがとうございます。前の議案では国産ということで、特にメーカーの縛りなく仕様を作られておったようなので、公平性とか競争性という面からも、銘柄指定、国産で問題ないのかなと思いますが、どのようにお考えでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 村岡地域局長、小西敏君。 ◎村岡地域局長(小西 敏) お答えします。  議員のおっしゃられるように、国産でも特に問題はないと思いますので、また、そのように検討させていただきます。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり)
    ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第55号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第10 議案第56号 香住学校給食センター給食運搬車の購入契約を締結することに             ついて ◎議長(西谷 尚) 日程第10 議案第56号 香住学校給食センター給食運搬車の購入契約を締結することについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第56号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第11 議案第57号 損害賠償の額を定めることについて ◎議長(西谷 尚) 日程第11 議案第57号 損害賠償の額を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) 谷口です。1点だけ質疑をさせていただきます。  今回の損害賠償の関係につきましては、保険に入っていなかったという説明がありました。保険ですけども、なぜ入っていなかったのか。  それから、ここの関係ではなしに、ほかのところでも、保険に入ってない、そういった車両等があるのかどうか。それについての対応をどうするのかということも含めてお聞きしたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) 町民課長、吉津弘一君。 ◎町民課長(吉津弘一) 今回損害賠償の対象になりました車両につきましては、北但広域からお借りしております重機となっております。ですので、場内での整備、埋立物の整備のみをやっている車両でございまして、ナンバーのついていない、車検のない車両でございます。その関係もございまして、車両保険の加入を怠っておったというところもあります。そういうことで、北但には加入をお願いするところでございます。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 総務課長、穴田康成君。 ◎総務課長(穴田康成) 公用車につきましては、自動車共済保険に全て加入をしております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) 今回のケースなんですけれども、内容を見させていただきましたら、スリップして立ち往生した、助け合いの精神で手を差し伸べられたというような形かと思うんですけれども、結果的にこれで損害額が発生してしまったということです。再発防止策として、助けたらあかんとかというようなことになってしまうのでしょうか。なかなか難しい判断をせなあかんかと思うんですけれども、現場のドライバーが、やはり判断に迷われると思うんです。そのような指針を示されるお考えがあるか、教えてください。 ◎議長(西谷 尚) 副町長、今井雄治君。 ◎副町長(今井雄治) ご質疑の内容が、まさに不可抗力といいますか、親切心から出た事故になってしまったということでありますけれども、全体の公用車を使う職員に対しましては、機能のある牽引であったら、ほかのことも一緒だと思いますけれども、十二分に対応するようにということで、それを禁止というよりは、やはりほかにも選択肢はあったんだろうと思いますので、現場に応じた公用車の使用というのは、職員に対しては徹底したいと思います。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第57号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第12 議案第58号 香美町税条例等の一部を改正する条例を定めることについて ◎議長(西谷 尚) 日程第12 議案第58号 香美町税条例等の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) 谷口です。  今回の税条例の改正で、個人町民税、それから固定資産税について改正がされるんですが、まず、個人住民税の住宅借入金特例控除の見直しに係る措置、それから、上場株式等の配当所得に係る課税方式の変更、この2点について、町内の該当者がどの程度あるのかということについて伺いたいと思いますし、さらに、固定資産税の土地に係る負担調整ということで、商業地に係る課税標準額の上昇幅の変更ですが、これについても、該当者がどの程度おられるのか、どのように見込んでいるのかについて教えていただきたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) 税務課長、谷原裕典君。 ◎税務課長(谷原裕典) それではお答えします。まず、個人町民税の住宅ローン控除該当者等につきましてですが、所得税から控除されない分を個人町民税から控除するというものでございますが、町民税の控除額につきましては、約500万円が令和4年度の個人町民税の控除額となっております。人数につきましては133人と見込んでおります。  次に、配当所得等についての控除でございますけども、こちらについては、今のところ把握をしておりません。  それから、固定資産税につきましての土地の負担調整率による該当者につきましては、近年、地価が下落しておりまして、負担調整による今回の増額幅、半分の2.5%にするというものにつきましては、該当者はないと思っております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第58号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第13 議案第59号 香美町過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用             に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条             例を定めることについて ◎議長(西谷 尚) 日程第13 議案第59号 香美町過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第59号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────
     日程第14 議案第60号 香美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めること             について ◎議長(西谷 尚) 日程第14 議案第60号 香美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 議案資料の78ページでございます。本町は大変よく頑張っておられまして、医療分の所得割率は県下でもトップで、低い値を示しております。医療分、後期高齢者支援金分の税率は下がっているんですけども、介護分が上がっている。この理由についてお尋ねをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 健康課長、中村彰作君。 ◎健康課長(中村彰作) それでは、質問のほうにお答えさせていただきます。  これまでから、国民健康保険税のつくりにつきましてはご説明をいたしておりますので、皆さんご理解だと思いますが、国民健康保険税のほうは、医療分、支援金分、介護分の3つからなっております。介護分につきましては、県から来ます介護納付金というのが、今回の算出の基になっております。県全体で介護納付金必要額をそれぞれの市町で案分いたしまして、香美町の納付金額が決まってきます。この納付金の相当額を町の介護分の国民健康保険料で賄うということで、県全体が今年度は介護納付金が上昇しているということで、香美町におきましても納付金額が上がったということになっております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 介護保険料は3年に1度改定されて、年々上がってきております。第2号被保険者の保険料というのが、一旦国にプールされて、自治体の費用に応じて交付されてきます。これは地域の変動はございません。先ほど課長のご説明ありましたけど、第1号被保険者の費用について増減があるので、介護保険料を抑えるためには要介護認定度を減少させることが重要になってくるということでございます。どのように第1号被保険者の対策をされるのか。これについてお尋ねをします。 ◎議長(西谷 尚) 福祉課長、田村顕彦君。 ◎福祉課長(田村顕彦) ただいまのご質疑の、第1号被保険者、いわゆる介護保険に要する費用の抑制の関係でございます。これにつきましては、介護保険を運営する自治体におきまして、今後10年間、あるいは20年間の大きなテーマということになります。1つ、吉川議員の一般質問にありました、地域包括ケアシステムを確立していく、その中で、関係団体の連携を取る。もう一つ、自治体のほうにつきましては、高齢者の方が住み慣れた地域で一日でも長く、その人の判断で、地元で生活をできる環境という中で健康増進を図る。この点につきましては、介護保険法第5条だったか、忘れました。国民の義務として、健康増進を図るということも規定をされております。香美町におきましては、フレイルの事業、高齢者の健康増進をやっていくという中で、介護給付費を抑えていくという努力をやっていくという考えでございます。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 介護保険料を抑えるというのは、いろいろなことをやっていかないと抑えられないので、いろいろ質疑をさせていただきました。ホットな話題として、マイナンバーの給付率によって交付率を上下させるんだというふうなことがあります。それが直接こういうことに影響してくるので、この点に関してはどのようにお考えであるのかというのだけ、これ、ホット過ぎてあれなんですけども、分かる範囲で結構でございますけど、これ、直接、介護保険料が上がってくるということに関係してくるので、この点に関してだけお尋ねをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 財政課長森垣文裕君。 ◎財政課長森垣文裕) それではお答えします。  今おっしゃられた内容につきましては、このお休みの間から報道もあったかと思うんですけれども、地方交付税一般会計の範疇になりますけれども、普通交付税のほうの算定に、マイナンバーカードの取得率によって、インセンティブとよく言われますけれども、取得率が高い自治体に対しては、それを活用したデジタル経費がかかるであろうという観点から、普通交付税の算定にそういったところを盛り込んでいきたいというような発言があったように私のほうも理解しております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) 3番、谷口です。何点か伺います。  まず1点目ですが、国保運営協議会の資料1ページの、国保事業費の納付金について、まず、県の一本化によって、令和3年度、医療費水準の平準化、それから、令和4年度に相互扶助方式というふうな経費が示されておるんですが、それぞれの中身について教えていただきたいと思いますし、さらに、医療費の平準化、また、相互扶助方式の導入について、香美町にとってメリットがあるのかという点を伺いたいと思います。  それから、あと、賦課総額の関係で、先ほど小谷議員は、介護分の関係につきまして質疑されたんですが、私は、医療分、支援分の前年度との減額の理由が、もし、分かりましたら教えてください。  それから、あと、5ページに国保税率の推移というふうなことで、この間の令和元年度からの取組の経過についてふれておられますが、そういう中で、令和4年度については、マイナスの3.4%というふうな国保税率を定めておるんですけども、この点について、さらに、検討資料7ページの、令和4年度の国保税率の試算という中で、令和3年度同額の据置きでは、医療分に800万円の基金繰入れをすれば可能になるというようなことも挙げておられますので、800万円の基金繰入れを減額していることについて、なぜ採用しなかったのか。その点について伺いたいと思います。よろしくお願いします。 ◎議長(西谷 尚) 健康課長、中村彰作君。 ◎健康課長(中村彰作) それでは、質問に1つずつお答えさせていただきます。  まず、県が進めております保険料統一の平準化並びに令和4年度に対しての相互扶助の内容というご質問だったと思います。まず、医療費水準の平準化というのを令和3年度の納付金の算定から実施されております。昨年度の税額の算定において、医療費水準を全県下全て、低い、高い関係なく、1というような形で、低いとこも高いとこも同じ水準でまず計算をするというような方式になったことにより、令和3年度の国保税額医療分については上昇したということが、昨年度の議会でも答弁させていただいたとおりです。今年度、令和4年度につきましては、歳入部分によります、保険料事業とか交付金の関係、こちらのほうについても、やはり小さい、大きい関係なく、全県下で同じ考え方、相互扶助の中で、歳出の医療費の平準化だけではなくて、入ってくる交付金等についても相互扶助をするのが当然ではないかという中で、令和4年度につきましては、一部についての相互扶助という形で、町にとってはこれがメリットのほうに働きまして、今回、医療分が大きく下がったというような形になっております。  また、この平準化等に伴って、昨年度もご説明しましたように、県のほうは県の2号繰入金のインセンティブを使いまして、町のほうには、医療費が低いということについてのインセンティブが現在はまだ入ってきておりますので、そちらのほうもメリットの分に入ってくると思います。  それから、賦課総額の関係の減額理由というところですが、先ほど申し上げたように、県全体での医療費総額というのをまず県が定めまして、そこに歳入歳出の部分全てを考慮して、それぞれの市町ごとの算定をするという流れになっています。県のほうは、コロナ禍においては、令和4年度については、コロナ禍の影響は加味しない中で、令和元年度までの医療費水準を見て、令和4年度の医療費の、これぐらいかかるというのを算定しておりまして、その額自体は若干低めに県は算定しております。ただ、そこの中で香美町の賦課総額が下がったのは、先ほど申し上げたように、メリットの部分が大きく影響しているということで、今年度の賦課総額が大きく下がったということになります。  それから、最後に、運協のほうでも、据置きという形、3つの選択肢を提案させていただいて、運協で議論していただいたんですけども、今年度、介護分が大きく上がったことによって、医療分、支援金分の減額分を解消できずに、全体として1.5%の増という形になりました。私のほうも、いろいろ基金をどれぐらい入れたら据置きになるかということで、800万円と先ほど議員おっしゃられたように、800万円を入れると据置きというふうになるんですけども、こちらは町のほうも検討させていただきました。ただ、今の県が進めております平準化、それから基金の今の残額、令和3年度の決算額で約8,300万円ほど残る予定になっております。ここから、800万円といえども、減額すると7,500万円程度になってしまうと。今後、今、議員がおっしゃられたように、町のほうは、県下でも大変低い保険税率で来ております。今後、県の平準化に伴って上昇するということが大いに予想できます。本当に基金というのは、負担が大幅に上がったときに負担軽減ということを目的に入れさせていただくものだというふうに思っております。運協の委員の中にも、据置きとまではいきませんけど、もう少し負担軽減したらというようなご意見もありました。ただ、やはり総合的に判断していただいて、皆さんから決を採りましたら、今回は繰入れしないままいっても、医療分、支援金分が下がっているというような形で答申を頂いたことによって、町のほうもその答申に基づき、今回の税額を算定させていただきました。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) 県の一本化によって、医療費水準の平準化、それから相互扶助方式というようなことで、先ほどの中では、それぞれメリット、デメリットという部分もあったと思うんですが、しかし、医療費水準の平準化ということになれば、所得の関係、それから医療費の関係ということで、当然、地方にとっては、また過疎地にとっては不利な部分であります。この内容についてお聞きしてもなかなか答えていただけないと思うんですが、一本化によってのメリット、デメリットという部分、この辺をやはりしっかりと県に、今度は県の事業になってきますので、しっかりその辺の声としてもぜひ上げていただきたいということが1点と、それから、あと、今年度の国保税率の関係につきましては、これは一般質問で町長にもお聞きして、何とか800万円の基金繰上げで、せめて据置きということにできないかということで指摘をしてきたんですが、それについては聞き入れることはできないというふうなお話になっています。改めて、特に、コロナ禍だけではなしに、ウクライナ危機、さらには円安という中で、本当に物価高騰がこれからもどんどん出てくる。また、町民の皆さんにも直撃をしてくる中で、今年の税率では1.5%、914円の増ですけど、やはりこの辺の負担はかなり響くのではないかということですので、この辺の認識の関係について、再度、私は、ぜひ、今回の提案については、これは少し町民さんにとってはしんどいなというふうな思いをしておりますけども、その点について改めて町長に伺っておきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 一般質問のときにも申し上げましたけども、医療分、支援金分は、当初から減額になっておるというようなこともありまして、一般質問のときにも申しましたように、介護分に基金を投入するということになりますと、世代間の不公平が出てまいりますので、そういうこともあって、このたびはこういう措置にさせていただいたということでございます。今後、令和9年に改めて県下全域の統一に向けて、私どものような、ベースになる今までの税負担が、県下でも一番低いクラスの町にとりましては、今後の推移が非常に気になるところでございますが、それまでの激変緩和の措置についても、県のほうでいろいろと議論がなされているようでございますから、その推移を見守りながら、その時々に合った対応策をさせていただきたい。  それから、今1点は、最近のニュースでも、今の国保に加入をする分類に当たる国民の皆さんの中で、特に若い世代の方々が、選択制で社会保険にも加入できるような動きがあるということが、私どものような国保加入者がだんだん減少してくる、あるいは、若い世代の方が加入をされないということになりますと、高齢者ばかりになるというようなことになりますと、余計に今より国保財政が非常に厳しいものになるということを念頭に置きながら、今後しっかりと町でも検討をしてまいりたいと思います。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。  原案反対の方の発言を許可いたします。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) 3番、谷口眞治です。議案第60号 香美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについて、反対討論をいたします。  反対理由は、提案の税率は、1人当たり平均国保税額、医療分、支援金分、介護分を合わせて、前年比1.5%、1,914円増額の年間12万7,646円になります。コロナ禍とウクライナ危機と異常円安の物価高騰で大きな打撃を受けている町民の皆さんの負担を増やす税率には賛成できません。基金を僅か800万円使えば減額、据置きができます。異常な物価高騰のときにこそ、基金を使わず、いつ使うのでしょうか。基金を使って税率を下げて、国保の被保険者の負担を減らすことを強く求めて、反対討論といたします。  議員各位の賛同を求めて、討論を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより、議案第60号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第15 議案第61号 令和4年度香美町一般会計補正予算(第2号) ◎議長(西谷 尚) 日程第15 議案第61号 令和4年度香美町一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  徳田喜代子君。 ◎徳田喜代子(14番) 徳田喜代子でございます。  それでは、議案第61号 令和4年度一般会計補正予算(第2号)の、町民生活支援ガソリン券配布事業についてお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。  3点お伺いいたします。本町では、世帯数として6,400ということで計上されておられますが、最近では、高齢者の自動車免許返納とか、そういった方も増えてきていて、高齢者世帯では車を持たないということで、そういう世帯に対応するための1世帯1万円というガソリン券なんですが、こういう車を持たない世帯に対する対応はどのようにされているのか。それから、その世帯数を把握されていらっしゃるのかということも併せてお尋ねしたいと思います。  それから2点目は、ガソリン券1万円ですが、1回で使い切るということもまれだと思いますので、皆さんが何回かに分けて使われるということで、1万円を何千円というふうな区切り方をされているのか。  それから3点目ですが、ガソリン券の使用期間、何か月か設けていらっしゃると思うのですが、いつからいつまでということで考えていらっしゃるのか、お尋ねしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 財政課長森垣文裕君。 ◎財政課長森垣文裕) それではお答えします。今回、町民生活支援ガソリン券配布事業において、車を持たない世帯のことはどのように考えているのかということだったかと思います。車を持たない世帯というのは、特に把握はしておりませんけれども、従前から、商品券、それから、燃料券と、あと衛生資機材の購入の券等をセットで配布したときもそうだったんですけれども、例えば、車を持たないだけではなくて、例えばオール電化とかで券の使用の見込みがないという場合は、前回は衛生券のほうに、その旨を申し出ていただいたら、交換をということで取り組みさせていただきましたので、今回につきましても、そういったケースがあれば、町民生活応援券のほうに振替を、そういう申出があればさせていただきたいと。今回、使用期限を、議案資料105ページをご覧いただきましたら、一応11月30日までとさせていただいております。ですから、例えば、車について申し上げましたら、もし、車がなくても、11月30日あたりといいましたら肌寒い季節になろうかと思いますので、そのときには灯油等に引き換えていただいたらいいのかなというふうにも考えております。券につきましては、1枚1,000円の額面を1世帯当たり1万円分ということで配布させていただく予定です。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 徳田喜代子君。 ◎徳田喜代子(14番) 徳田でございます。  代替があると、換えることができるということで、それ、窓口はどちらに連絡を取ったらよろしいのでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 財政課長森垣文裕君。 ◎財政課長森垣文裕) お答えします。配布のお知らせですとか、今おっしゃっていただいたような窓口というのは、次回の町の広報で、あるいはホームページでも詳細にお知らせする予定ですので、そちらのほうでご確認いただくことができるようになりますので、どうかよろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(4番) 議案資料87ページの款7企画費、一般経常費のコミュニティ助成事業交付金で500万円、これ、小代区の大谷と七日市というふうに説明を聞いたんですけど、これ、宝くじの補助金というふうに聞いているんですけども、それで間違いないかどうか。大谷はたしかそんな感じだと思うんですけれども、七日市も同じものなのかどうか。金額も分かれば、それぞれお願いします。  それと、議案資料91ページの款6農林水産業費の目2林業振興費、これの有害鳥獣対策費の300万円。これ、今年、冬、大雪で有害鳥獣の電柵とか、そういうのが確認ができなくて、申請が結構いっぱい出ていまして、なかなか交付が受けられないというふうな現状があったと思うんですけども、それに対応したものなのかどうか。 ◎議長(西谷 尚) 企画課長、川戸英明君。 ◎企画課長(川戸英明) 答弁が漏れておりましたら、また指摘ください。  1問目の関係ですけども、一般財団法人自治総合センターが宝くじの普及広報事業として受け入れる受託事業収入を財源として行うもので、宝くじの販売料金を活用したものというふうになっております。  2つ目の、幾らかということですけども、小代区大谷、香住区七日市とも、250万円の交付金となっております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 農林水産課長、福島功君。 ◎農林水産課長(福島 功) 有害の被害対策補助金の分につきましては、先ほど言われました、雪害等、農会のほうから4月末までにある程度出てきていたんですけども、対応できない分について、今回積み上げて補正した分になっております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 3点お尋ねをいたします。  まず、議案資料87ページの8目自治振興費、地域振興対策費75万円の区集会所改修補助金、これの区はどこなのか、お伺いをいたします。  その次に、議案資料92ページ、2項小学校費、2目教育振興費、小学校修学旅行援助費167万3,000円ですけれども、これは学校に直接援助されたのか。それとも旅行会社なのか。これ、どのようなお金の流れなのか、お伺いをいたします。  3点目ですけども、議案書の48ページ、過疎地域持続的発展特別事業費、これ、たしか、ご説明で40万円浮くので、これをスクールバスの準備費に充当するということだったんですけども、これはどういうふうな内容なのか、具体的にご説明をお願いいたします。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 企画課長、川戸英明君。
    ◎企画課長(川戸英明) それでは、私からは、1点目の75万円の区の名称ですけども、香住区余部地区の梶原地区となっております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 教育総務課長、清水幸信君。 ◎教育総務課長(清水幸信) 修学旅行の補助金のお金の流れにつきましては、町のほうから学校に補助金を支払います。学校のほうが保護者から集めたお金と補助金等を旅行会社に支払うという流れになります。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 財政課長森垣文裕君。 ◎財政課長森垣文裕) それではお答えします。提案説明でも申し上げましたように、先ほどおっしゃっていただいたとおり、スクールバスの経費にということで、今回、過疎のソフト事業に充てることができる起債の額が確定して、40万円増額になるという結果に至ったことから、スクールバスの運行経費を対象にしようと考えているんですけれども、本来起債というのは、ハードの整備が主たるところなんですけれども、ソフト事業にも過疎債を発行ができるというような制度でございまして、ですから、スクールバスの運行の何々の経費というわけではなくて、スクールバス運行全体の経費に対しまして、今回40万円を増額して使わせていただくということで考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(8番) 1、2はよく分かりましたけれども、3つ目の、スクールバスに充当するということなんですけども、増えるので、スクールバスがかなりよくはなってくるという考えでよろしいのでしょうか。40万円加わることによって、スクールバスの運行なり運用なりがよくなるというふうに捉えたらいいのか。もう一度お尋ねをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 財政課長森垣文裕君。 ◎財政課長森垣文裕) それではお答えします。新たに40万円に対する歳出を設けるわけではございませんでして、当初予算で計上しておりましたスクールバスの運行経費が、実際に過疎のソフト分で幾ら、一般財源で幾らというふうにさせていただいていましたので、一般財源を使う予定にしていたところに新たに40万円の起債を充てさせていただくということでご理解いただきたいと思います。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(6番) それではお尋ねをいたします。学校給食の関係なんですけれども、議案資料の85ページ、減免されるということで、諸収入、雑入のところで、2番で民生費受入金、三角の113万4,000円、これ、当初予算では189万6,000円です。それから、その下の教育費受入金、小・中学校給食費マイナスの3,735万4,000円、当初が6,503万6,000円なんですけども、この減免金額で小・中学校、それから私立の幼稚園全ての2学期、3学期の給食費が減免されるという内訳になるのでしょうか。お尋ねをいたします。 ◎議長(西谷 尚) 教育総務課長、清水幸信君。 ◎教育総務課長(清水幸信) お答えしたいと思います。当初予算の金額には、教職員が食べる給食費も含まれておりますので、今回減免するのは子どもたちが食べる分だけですので、この3,700幾らで2学期、3学期分は全て無償になるというふうにご理解いただきたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(6番) 主食の20円とかいうのは、あれは別ですか。副食は減免になるんでしょうけど、主食の20円はそのままということですか。 ◎議長(西谷 尚) 教育総務課長、清水幸信君。 ◎教育総務課長(清水幸信) 現在、副食費が無償になって、主食の1食当たり20円だけを頂いている方があります。それももちろん無償になります。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) 1点お伺いします。町民生活支援ガソリン券についてなんですけれども、商品券については、1人当たり3,000円の支給ということなんですけれども、ガソリン券について、これが1世帯とされたのはどういう理由があるのか、教えていただきたいと思います。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) このたびの支援策は、お買物券とガソリンということでございます。1世帯というくくりにさせていただきましたのは、多子世帯、例えば、お一人ずつということになりますと、高齢者世帯のお車をお持ちでない世帯、あるいは世帯員の中でも、生まれたばかりの赤ちゃん、そういう方々にガソリンの券が必要なのかといいますと、それぞれ世代間で、お買物については、年代に合わせた消費が必要になってまいりますけども、なかなか一くくりではできないということで、ガソリンについては1世帯。お買物の関係については、町民お一人にということで、総合的にそういう支援策を設けたというふうに判断をしていただければありがたいと思います。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) そのような考え方も、確かにそのとおりかと思いますけれども、ご高齢者が1人だけの世帯と、それから、子育てをしようというのは、2人、3人、あっちの子が病院、部活に、日曜、祝日、送迎せなあかんとかという家庭と、使う量というのが違ってきて、この辺りが世代間の不公平ということにつながらないかと思うんですけど、その辺りの考えというのはなかったでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) そういうことも含めて、総合的に判断をしたということでございます。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) それでは、谷口ですが、2点伺いたいと思います。  まず1点目ですが、給食費の実質受入金、それから、小学校給食費、それぞれ減額になっておりまして、保育所、認定こども園、幼稚園、小・中学校の給食費の2学期、3学期の免除という提案については、評価をさせていただきます。お母さん方が、大変助かります、うれしいという、こういった声が上がっておりますので、今年度に引き続き、来年度以降も含めて、ぜひ検討をお願いしたいと思いますが、その1点、求めておきたいと思います。  それから、もう1点ですけども、資料の事業別予算概要書の108ページです。香美町の事業復活支援金であります。この点につきましては、町長に、この間、いろいろ、何とか実現をしてほしいということで求めてきたところですけども、今回補正予算化されるということで大変喜んでいますけども、対象は3みなし法人になっていますが、もし、差し支えないようでしたら、法人の名称について教えていただきたいと思いますし、あと、ほかに該当があるかと思ったんですが、前回の持続化給付金の関係の団体よりも少なくなっておりますが、もし、これについての内容が分かりましたら、教えていただきたいと思います。  以上2点です。 ◎議長(西谷 尚) ここで暫時休憩をいたします。再開は2時30分といたします。                              午後12時00分 休憩                              午後 2時30分 再開 ◎議長(西谷 尚) 休憩を閉じ、会議を再開します。  まず、最初の答弁を、町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 私からは給食費の関係でございます。議員の一般質問でもお答えいたしましたように、これは交付金を頂いたときの使途について、総務省からの対応のためにさせていただいておるところでございます。今後は、安定的な、臨時的な財源を引き続き頂ける保証はございませんので、継続については、このたびの交付金対応の分だけという思いでございますが、ただ、今、国でも議論がございますように、財政措置が国から何らかのご指示があったり、運用の幅が広がったりということになれば、そのときにまた考えさせていただきます。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) 観光商工課長、田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、町の事業復活支援金についてお答えしたいと思います。  この事業復活支援金につきましては、国が実施しました事業復活支援金で対象となってないみなし法人に対して支給しようとするものでございます。対象みなし法人ですけども、区分がございませんので、個人事業者並みということで検討しております。予算額については、3みなし法人を対象にしております。これにつきましては、事業活動に季節性があることによる減額、それから、営業日数だとか、時間によって変わったような場合については対象外だということで、3みなし法人につきましては、道の駅を年間運営される3みなし法人を考えております。ただ、2法人、季節性があるんですけども、何かお聞きするところによると、対象にもなるのではないかというようなお答えもあったようでして、現在、国に確認をしておりますけども、対象になるようでしたら、国の事業の基準に準じて支給したいと考えております。  国で、そういう季節性が、こういった場合にどうなんだということを明確にしまして、国の基準として、そういう場合もなるようでしたら、その事業者さんにも申請いただいて、額等を検討したいと思います。  なお、予算に不足が生じるような場合については、また増額等もお願いすることもあろうかと思います。よろしくお願いします。 ◎議長(西谷 尚) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) まず、それでは、町長からご答弁いただきました学校給食費の免除、2学期、3学期、これについては、国の臨時交付金を活用して、今年度限りの措置だというふうに説明いただきました。ただし、国の財政措置があれば、これもまた考えていくというふうなお話でした。それで、町長、大変いい決算を頂いたというふうに思っているんですが、町長は、国の財政措置があればということですが、先ほどの専決処分のときの特別交付税、現に3億円から財調に積み立てたということですので、この3億円があれば、そんなに財政措置を、どこかいろいろ探してこな難しいぞということであれば、そうかもわかりませんが、目の前にあるわけですから、大体1年間6,000万円ぐらいですか。無償化の減免の費用はということになれば、結構そういったことで対応できる額ではないかという思いをしておりますので、これも特別交付税の剰余金、積立金ですけども、このまま今の予算のやり方でいけば、それなりの剰余金といいますか、そういったことを期待できるわけでして、そういう意味では、財政的に特別このことをやったことによって大きく影響を受けるということではないと思うんです。そういう意味で、今日、お答えを頂こうと思っていませんが、ぜひとも、減免の措置を来年度以降、特に物価高だけではなしに、我々議員も、いろんな方からも上がっておりますが、今は子育て支援のちょうどいい時期ではないかと思いますので、ぜひ、そういった意味で、ご検討いただきたいと思っておりますので、その辺を、もし、今の段階で、よし、谷口の言うとおりに検討しようかということでしたら、その答弁を頂きたいと思いますが、まだ、内容的にあれでしたら、今日頂かなくても結構ですので、じきにいい返事を頂けたらと思いますので、その辺、お願いしたい。どちらにしても、これは町長の英断を我々議会としては待つしかないと思いますので、いい決断ですので、我々も応援しますので、ぜひとも取り組んでいただきたいと思っておりますので、その点と、それから、事業復活支援金の3法人の関係ですが、今、担当課長のほうからご説明いただきました。国のほうは、いろいろ、季節性とか、時間的な問題とか、そういったことが条件になっておるようですが、それもクリアできるということであれば、事業復活支援金の香美町版、ぜひともしっかり取り組んでいただきたいと思いますので、先ほど、課長では、もし、必要であれば追加の補正もというようなお話がありましたので、みなし法人の皆さんは頑張っておられますので、そういった面をぜひとも頑張っていただきたいと思いますので、取りあえず、町長、もし、今日は結構ですので、今日決断いただくと、あと何も進みませんので、ぜひ検討をしていただきたいということと、それから、担当課長には、その辺の3法人に限らず、幅広い取組を求めておきます。  ご答弁は結構ですので、これで終わります。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  西川誠一君。 ◎西川誠一(12番) 資料の105ページ、事業別予算概要書についてお伺いいたします。事業の内容ということで、国からの支出されたお金を町民の生活に対して、暮らしを守るためということで、非常に、過去やってきましたコロナ対策にしても、皆さん、町民の方から、よかった、うれしいという声を、何人か聞いております。それで、まず1点目の、ガソリン券の配布事業についてです。これは先ほど徳田議員のほうから質疑があって、もし、ガソリン券のない人は商品券に換えられるんだという話を聞きましたけども、でも、これ、果たして、町長が普段から言っておられる公平性という観点で見た場合に、本当に公平なのか。その辺を聞きたいと思います。といいますのが、ガソリン券は、これは1世帯に1万円ですよね。車を持っていない方は、もう1万円枚行くわけですね。でも、換えられると。その人は、持ってきたら換えてあげますよという、親切さがどうなんだろうという思いはします。それと、一家に1台しかない家庭、一家で複数、3、4台持っておられる家庭、この辺の公平性は果たして担保されているのか、疑問に思います。  2点目の関係ですけども、これも前回、私聞いたんですけど、商品券の関係、1人に対して3,000円。予算審議だったか、決算審議のときに聞いたんですけども、使われているのが、60数%が大手の店舗だと。私はそれを危惧しているんです。それを町長に質問したときに、雇用のために役に立っているんだという話だったんです。果たして、これも雇用のために役に立つのだろうか。町民の皆さんは、そんなことはお構いなく、使えるから使えるということで喜んでいらっしゃると思うんだけども、これが、いつも町長のおっしゃっている公平性の観点から見て、地元商店街にするのなら、地元の人のために使う。1億1,000万円ですか。大方2,000万円。そうあったら地元企業も喜ぶし、と我々は思っているんですけども、果たして雇用の創出、町長の答弁が創出だったと思うんですけど、そういうことに果たしてつながるのだろうか。これが本当に公平なのだろうかというふうな観点から、公平性について町長の答弁を求めます。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 公平性の関係でございます。商品券は1人で、ガソリン券は1世帯にというのはおかしいというご意見、前回のときもございました。ただ、先ほども申しましたように、今、議員がおっしゃいましたように、一家に3台ぐらい車がある、世帯員が商売にお使いになるだけでなしに、自家用車として3台ぐらいあるおうちもあれば、高齢世帯、あるいは、車のないご家庭もあり、ただ、これはガソリン券というふうに銘打っておりますけれども、灯油であったり、軽油であったり、例えば、全体としての燃油価格の高騰に対する対応でございますので、例えば、車はなくても、おうちのボイラーに灯油を使っていただいたり、あるいは、草刈り機の混合油、ああいうものに使っていただいたりというようなことも燃油高騰対策でございますし、例えば、2人世帯であれば、5人世帯は、一般的には燃油を使う頻度も確かにあろうかと思いますが、ただ、同列にといいますと、様々、今の仕組みでもいろいろと問題点はあるわけでございますが、一方で、物価高対策としてのお買物券のほうについては、お一人に3,000円というようなくくりでございますので、両方合わせた全体の政策の中で町民生活に対応させていただくということでございます。  それから、大型店舗の関係でございます。以前、町の行います商品券とか、商工会の運営します事業でも、そこの一番大型店舗は、長い間使えないようにしておりました。それはくくりとして、香美町商工会の会員であるかないかを基準としておりました時代が大分長かったものですから、今は香美町の商工会にも加入していただいております。それから、今まで言っておりましたように、そこの事業所でお働きになる町民の皆さんの雇用にも貢献していただいておりますので、そういう意味も含めて、ある時期から商工会員になったということで、町の発券するお買物券にも対応させていただくようなつくりとしております。  以上でございます。(「雇用の創出」の声あり)  そのことも含めて、その事業所に町民の方も働かれるというようなことも、雇用にも貢献いただいているということで、使えるような仕組みに途中から変えさせていただいておるところでございます。 ◎議長(西谷 尚) 西川誠一君。 ◎西川誠一(12番) 確かに、何の商品券を頂いても、町民の方は非常に喜んでいらっしゃるのは間違いないと思います。ただ、方法として、ガソリンに特定したというのは、今、灯油も使える、軽油も使える、そして何でも使えるとおっしゃるけども、そんなに皆さん使わないと思うんです。そこで、ある議員がこういうふうなことを言われました。ガソリンスタンドでも使える商品券、言っていること分かりますか。一家に1万円、商品券。そして、1人に3,000円の商品券。この1万円も3,000円もガソリンにも使えます。というのは、何に困っているかは、その人、その家庭、様々なんです。燃油が上がったから困っているという人もいらっしゃるでしょう。物価が上がったから困っているという方もいらっしゃるでしょう。いろいろな物価が上がっていますから、家庭のことを懸念するならば、公平性を保つならば、ガソリンも使えます、普通の商店でも使えますというふうな商品券であれば、本当の公平性、そして、皆さん方の生活に本当に必要なものに使っていただくというふうなことを、ある議員がおっしゃいました。すばらしい考えだと思います。私もふと思って、この場で本人には確認して、「それを言わせてもらうわ」と言ったら、「いいで」と言ってくれました。そういうふうな考え方はできなかったのでしょうか。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 冒頭申しましたように、このたびの交付金の活用の仕組み、総務省からご指示があったのは、燃油の高騰対策、石油高、あるいは物価高、これを2つに区分けして、させていただいておるということでございますから、これは、押しなべて、何でも使える商品券ということにしますと、なかなか燃油対策のほうがバランスが崩れたり、あるいは、物価高対策のほうにバランスが崩れたりということになろうかと思いますから、私は、石油高、燃油高に対するものと、お買物、物価高に対応するものとがバランスよく町内の事業所で使われるような仕組みづくりに、あえてさせていただいておるということでございます。 ◎議長(西谷 尚) 西川誠一君。 ◎西川誠一(12番) それはよく分かっています。ただ、運用の仕方で、国のほうはどう言うか知りませんけども、あえて、町のほうがそういうふうな使い方をするという考え、これ、私すごいと思います。そういうことは、国がそれしたら駄目だと言うんですか。言わないと私は思います。ガソリンも使えるんだから、燃油高騰に困っている人はそれを使いなさい。でも、ガソリンが要らない、灯油もそんなに要らない。車を持ってない家庭の人が、いちいち、わざわざ換えなくても、使えるんですから、そうしたらどちらの高騰にも対応できるのではないかと。国のほうの指導が、完全に分けなさい。ガソリンはガソリンです。燃油高騰は燃油高騰です。物価上昇は物価上昇ですといって分けるなら、こういう形。これ、国のほうは認めてくれないんですか。だから、その辺の解釈の違い、そういう考えがあったのか、なかったのか、それだけです。 ◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほど申しましたとおりでございまして、これ全部、ガソリンスタンドでも使える、日用品、食料品でも使えるということになれば、今までの経験則から、大型店舗で大部分消費されるということは明らかでございますから、それを、それぞれ業種ごとに、町内の事業所を活用していただくという意図がございますので、そういう方向にさせていただきました。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(11番) 大きく2点お尋ねしたいと思います。午前中にあった専決補正の関係につながってくることですので、専決補正のところでくどく言いましたけども、資料の87ページ、11目交通安全対策費、100万円の予算計上。これ、説明ではカーブミラー等の修繕だと聞きました。100万円、一般財源を使うんだということですが、くどいようですけども、午前中、交通安全の基金を設けたわけですから、明確にするのなら、基金を繰り出して予算化するというのも一つの方法かと思うんですけども、なぜそういうことをせずに、一般会計からだけの財源を求めたのか、お尋ねをしたいと思います。  それから、90ページ、一番下です。畜産業費、村岡有機センター運営費622万8,000円。これ、説明では、屋根の復旧費だということですが、たしか、この建物というのは、昨年建てたところだというふうに思っているんですが、今回屋根が壊れた。建物の配置が悪かったのか。あるいは、設計が悪かったのか。施工が悪かったのか。非常に疑問に思うところであります。なおかつ、私のメモでは共済と書いているんですが、共済金が220万円入る。一般的に、この算出方法がどういう算出方法かは分からんのですけども、622万8,000円かかるものに対して220万円の共済しか入ってこない、その理由がどこにあるのか。例えば、全壊の壊れたものを復旧するためだけではなしに、ほかの部分、吹っ飛んでない屋根の分も含めて補強するような工事費も含まれているのか。その辺も含めて説明を頂きたいというふうに思います。 ◎議長(西谷 尚) 財政課長森垣文裕君。 ◎財政課長森垣文裕) それではお答えします。私のほうから、まず、交通安全の施設の修繕に係る経費、歳出予算の件についてでございます。今回、提案説明でも、カーブミラーの修繕ということで、今回100万円をあげさせていただいております。財源については、ご指摘のとおり、一般財源ということの対応を考えておるんですけれども、当初予算にはなかった臨時的な年度中の支出ということで、取り急ぎ一般財源での対応ということで考えております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 村岡地域局長、小西敏君。 ◎村岡地域局長(小西 敏) それでは質疑にお答えします。3月26日の午前中に、強風によりまして、設置しております堆肥ストックヤード施設の屋根が被災したために修繕するものです。何が悪かったかといいますと、思わぬ風が、突風が吹きまして、設計して新しく建てたものでしたけれども、想定以上の風が吹いたということで被災したものであります。共済金が220万1,002円ということでありまして、これにつきましては、今回修繕する部分が風をまともに受けてしまうということもありましたので、風を抜かす、通り抜ける部分を屋根と後ろ壁の間につくりましたものですから、共済の対象となる修繕、最初の部分の建物の修繕部分が、2分の1対象となる部分で220万1,002円ということになりました。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 見塚修君。 ◎見塚 修(11番) 1点目の交通安全の関係については、その答弁でいいのかなという気がするんですが、年度途中だったら基金が取り崩せんわけでもないですし、どういうことか分かりません。  それから、2つ目の屋根が吹っ飛んだ関係ですが、今回被災した隣といいますか、その敷地の中に簡易的な建物があるんですが、すぐ隣といいますか、全然どうもないんです。よく風玉というような言葉があったりするんですけど、それにしても、奥佐津地域の中では、ほかの建物等々も風の被害はありましたけども、被害があった建物というのは、本当に、手作りのものであったり、いろいろしたわけです。今回だけは、しっかりと設計をし、建築業者等々によって施工されたものだというふうに思っているんですが、そういう面からしても、何か設計的に不備があったのか、施工的に不備があったのか。そのようなことしか考えられないんですが、再度その辺のことについてもお尋ねをしたいと思います。  共済の220万円ですが、だから、先ほど、風の通り抜けの分の施工というようなこともあったりするので、622万8,000円のうち、風に対する新たな対策費的なものが何ぼあって、実際の復旧が何ぼかかって、実際の復旧に関わるものに対して共済金が何%、何ぼ、共済金が収入されるのか。それについてもう少し詳しく説明をお願いします。 ◎議長(西谷 尚) 村岡地域局長、小西敏君。 ◎村岡地域局長(小西 敏) まず1点目ですけれども、その地区、その隣に簡易な建物があるけれども、そっちはどうもないが、今回の部分が被災したのはということですけれども、それは、やっぱりつくり的に、まともに風を受ける、後ろに風が抜けませんものですから、風を受ける形になっておりまして、それが、たまたま、まともに風の方向だったということしか言えません。設計士さんとも話をしましたけれども、建築基準には風速とかの基準はないんですけれども、ただ、強固にはボルトできちんととめてあったということで、それが普通ですと、上のトタンだけがぽんと剥がれるというところもあったんですが、今回、ボルトで強固にしていた部分、下のつないでいる部分から飛んでしまったということでありまして、被災しました。  共済金ですけれども、全体工事が622万円のうち、今回改造する部分を抜いた部分が440万円、それの共済の率が2分の1の額ということであります。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 見塚修君。 ◎見塚 修(11番) 共済の率が2分の1というのは、共済というのは、町が入っている共済のことか。あるいは、いや、そうではないんだよと。農業共済だとか、そういうようなものなのか。その辺の共済の種類等について再度お尋ねしたいのと、やはり、そういう広大な広場の真ん中に、このような建物を建てられたわけですが、そうしたときに、風が吹いたときに、風の抜け穴がなかった。南北の風を受けて、通り抜けないような構造になっているわけです。だから、どっちかいったら、建物の向きが悪かったのかと、私自身は思っているんですが、その辺についての反省点というか、そういうようなものがなかったのか、あったのか、お尋ねします。 ◎議長(西谷 尚) 村岡地域局長、小西敏君。 ◎村岡地域局長(小西 敏) まず1点目ですけれども、共済の種類は、町村会の共済でございます。  2点目ですけれども、建物の向きも含めまして、建設の最初に、地元の地権者も含めて設計士と現場で協議した結果、その方向で造ったと聞いております。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。
     原案反対の方の発言を許可いたします。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。  南垣誠君。 ◎南垣 誠(9番) 議席番号9番、南垣誠です。議案第61号 令和4年度香美町一般会計補正予算(第2号)に賛成の立場で討論します。  新型コロナウイルス感染症対策として、町民生活の支援が必要となっています。事業者への支援、教育環境の支援など、今、町民に対する支援が必要となっています。町民支援ガソリン券、町民生活応援券配布事業は、コロナ禍からの経済再開、燃料高騰対策として町民の負担軽減を図ることができます。また、給食費減免事業においては、子育てをする全ての家庭について、平等に経済的な負担軽減を図ることができる、大変よい政策です。本議案は、今時点で考え得る政策を網羅しており、町民、町内事業者への支援として有効であると考えます。よって、議案第61号に賛成いたします。  議員各位のご賛同をよろしくお願いします。ありがとうございました。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより、議案第61号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第16 議案第62号 令和4年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) ◎議長(西谷 尚) 日程第16 議案第62号 令和4年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第62号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第17 議案第63号 令和4年度香美町介護保険事業特別会計補正予算(第2号) ◎議長(西谷 尚) 日程第17 議案第63号 令和4年度香美町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第63号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第18 請願第2号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担率2分の1の復元をはか             るための、2023年度政府予算に係る意見書採択の請願について ◎議長(西谷 尚) 日程第18 請願第2号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担率2分の1の復元をはかるための、2023年度政府予算に係る意見書採択の請願についてを議題といたします。  本請願は、6月3日の本会議において産業建設文教常任委員会に付託され、委員会の審査が終了し、委員長より委員会審査報告書が提出されました。本請願に対する産業建設文教常任委員会の審査報告を求めます。  産業建設文教常任委員会委員長、藤井昌彦君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(藤井昌彦) 6月3日の本会議におきまして当委員会に付託されました請願第2号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担率2分の1の復元をはかるための、2023年度政府予算に係る意見書採択の請願について、審査の経過と結果を報告いたします。  お手元に配付しております委員会審査報告書のとおり採択でありますので、よろしくお願いいたします。審査については、6月8日、全委員8名の下、紹介議員の出席を求め、慎重に審査を行いました。紹介議員の東垣議員より、請願の趣旨、理由等について説明がありました。  請願の具体的な要求は、1つ目として、中学校・高等学校での35人学級を早急に実施すること。また、さらなる少人数学級について検討すること。  2つ目として、学校の働き方改革・長時間労働是正を実現するため、加配教員の増員や少数職種の配置増など教職員定数改善を推進すること。  3つ目として、自治体で、国の学級編制標準より引き下げた「学級編制基準の弾力的運用」の実施ができるよう、加配の削減は行わないこと。  4つ目として、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、地方財政を確保した上で義務教育費国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元すること、というものです。  これらを基に質疑を行いました。質疑として、問い、子ども一人一人に確かな学力を保障するために、加配による教育の充実は必要だと思う。加配教員の増員については理解できるが、少数職種の配置増とはどういうことか。答えとして、少数職種とは、養護教員と事務職員のこと。特に養護教諭については、近年、保健室に児童・生徒が来室することが多く、1人では対応できないケースが出てきている。また、事務職員についても、教育業務に参加することを求められるケースもあり、負担が増加している。その負担軽減のために配置増を求めるものである。  問いとして、学校の働き方改革とは、その根本にある業務過多などを改善しないと問題解決にはならないのではないか。その改善は求めないのか。答えとして、働き方、業務過多などの改善は求めるが、なかなか現状改善は進まないので、加配教員の増員などにより乗り越えられればと考えている。  問いとして、35人学級を早急に実施は理解できるが、さらなる少人数学級とあるのはどうか。答えとして、実例として、加配教員を配置することで、40人程度の学級が30人程度になったとき、子どもたちにゆとりができ、また、教師の目も行き届き、授業を充実させることができるようになったと聞いている。30人学級程度を検討していただきたいと考えている、と紹介議員に質疑を行いました。  次に、自由討議の後、討論を求めましたが、討論はなく、採決を行いました。採決の結果、賛成全員で採択と決しました。  以上で委員長報告を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 委員長の審査報告は終わりました。  これより、委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、請願第2号を採決いたします。  この請願に対する委員長の報告は採択です。  この請願は委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本請願は採択することに決定されました。  お諮りいたします。  ただいま藤井委員長から意見書案第1号が提出されました。したがいまして、これを日程に追加し、追加日程第1として議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、意見書案第1号を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。  暫時休憩をいたします。その場で休憩してください。                  (暫時休憩) ◎議長(西谷 尚) 会議を再開します。  発議書2を議場配付しておりますので、ご確認ください。      ──────────────────────────────  追加日程第1 意見書案第1号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担率2分の1の復                 元に係る意見書の提出について ◎議長(西谷 尚) 追加日程第1 意見書案第1号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担率2分の1の復元に係る意見書の提出についてを議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (意見書朗読) ◎議長(西谷 尚) 朗読は終わりました。  提出者の趣旨説明を求めます。  産業建設文教常任委員会委員長、藤井昌彦君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(藤井昌彦) ただいま上程されました、教職員定数改善と義務教育費国庫負担率2分の1の復元に係る意見書の提出について説明をいたします。  本案については、先ほど決定されました請願第2号の採択を受けて提案するものであります。産業建設文教常任委員会では、この請願の願意を受け、関係官庁へ意見書を提出することに決定しましたので、委員長名をもって発議いたします。  意見書(案)を朗読して趣旨説明に代えさせていただきます。
     教職員定数改善と義務教育費国庫負担率2分の1の復元に係る意見書(案)  2021年の法改正により、小学校の学級編制標準は段階的に35人に引き下げられるものの、今後は、小学校に留まることなく、中学校・高等学校での早期実施も必要です。加えて、きめ細かい教育活動をすすめるためには、さらなる学級編制標準の引き下げ、少人数学級の実現が必要です。  萩生田前文部科学大臣も、改正義務標準法にかかわる国会答弁の中で、30人学級や中学校・高等学校における少人数学級の必要性についても言及しています。  学校現場では、貧困・いじめ・不登校など解決すべき課題が山積しており、子どもたちの豊かな学びを保障するための教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが困難な状況となっています。また、新型コロナウイルス感染症対策にともない、新たな業務も発生しています。豊かな学びや学校の働き方改革を実現するためには、加配教員の増員や少数職種の配置増など教職員定数改善が不可欠です。  一方、厳しい財政状況の中、独自財源により人的措置等を行っている自治体もありますが、自治体間の教育格差が生じることは大きな問題です。義務教育費国庫負担制度については、2006年に国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。国の施策として定数改善にむけた財源保障をし、子どもたちが全国のどこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。豊かな子どもたちの学びを保障するための条件整備は不可欠です。  よって、国会及び政府におかれては、地方教育行政の実情を十分に認識され、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるように、下記の措置を講じられるよう強く要請します。                    記  1.中学校・高等学校での35人学級を早急に実施すること。また、さらなる少人数学級について検討すること。  2.学校の働き方改革・長時間労働是正を実現するため、加配教員の増員や少数職種の配置増など教職員定数改善を推進すること。  3.自治体で、国の学級編制標準により引き下げた「学級編制基準の弾力的運用」の実現ができるよう、加配の削減は行わないこと。  4.教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、地方財政を確保した上で義務教育費国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。  令和4年6月。衆議院議長、細田博之様、参議院議長、山東昭子様、内閣総理大臣、岸田文雄様、財務大臣、鈴木俊一様、総務大臣、金子恭之様、文部科学大臣、末松信介様。  兵庫県香美町議会議長、西谷尚。  以上であります。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) これをもって趣旨説明を終わります。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  吉川康治君。 ◎吉川康治(5番) 委員長、お疲れさまです。確認なんですけど、2番目に学校の働き方等が書いてあるんですけど、厚生労働省が労働に関することを管轄されているので、それは記載がない。管轄が文科省なのかなとは思うんですけど、その辺りの確認、事情を教えてもらえたらありがたいなと思います。 ◎議長(西谷 尚) 産業建設文教常任委員会委員長、藤井昌彦君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(藤井昌彦) 今の吉川議員の質疑なんですけども、委員会のほうで、厚生労働省云々ということが、会議の内容では出なかったんです。ここは、教職員さんの目から見て、時間外とか、働き方というか、そういうことの改善というか、そういったことでの記載というふうに、委員会ではそういう議題はなかったですけど、私はそうやと思っています。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(11番) 2点お尋ねします。  段落の3つ目、「学校現場では」というところの下から2行目、3行目になっているんですが、新型コロナ感染症対策に伴って、新たな義務が発生するとありますが、どんな義務が発生するのでしょうか。  それから、その2行下ですが、一方、厳しい財政状況の中、独自財源により人的措置等を行っている自治体もありますが、自治体間の教育格差が生じることは大きな問題ですとありますが、独自財源によって人的措置をしている自治体と、あるいは、そうでない自治体との間に、そのような教育格差が出てくるという実態があるのか、ないのか。本町も、自治体での人的措置をしている部分というのがあるわけですが、その辺を含めて、そのような現実的な格差というのがあるというような調査結果が出ているのでしょうか、お尋ねします。 ◎議長(西谷 尚) 産業建設文教常任委員会委員長、藤井昌彦君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(藤井昌彦) コロナに関する業務というのは、例えば、感染症を防ぐために、コロナに感染することを防ぐために、ソーシャルディスタンスを保つために、いろんな教師が、かからないように距離を保ったり、そういう指導、そういったことが新しい義務として発生しているというふうに私は考えております。これも、委員会では出ませんでした。  あと、教育格差につきましては、具体的な実態ということも委員会では出ていません。ただ、これに関しては、お金があったら教育が受けられるというのは違うのではないかという意見も出ました。 ◎議長(西谷 尚) 見塚修君。 ◎見塚 修(11番) 1点目の関係ですが、義務というのは、言い換えれば、次には、反対用語では権利という言葉が出てくるんですが、義務的なことがあるんですか。新型コロナ感染症対策に関して、仕事的にはいろんなことが出てくると思うんですが、学校の先生方を含めて、全て義務的にやっておられるのか。この辺の文言については、どうかな。そんな強烈なものかなというふうに思うんですが、委員会で出る出んではなしに、この意見書案は、産業建設文教常任委員会の委員長の藤井昌彦氏が出されている文面ですから、意見書の案についても委員会で練られたというふうに思うんですが、この義務という言葉遣い、非常に違和感があります。  それから、次の2つ目ですが、独自財源を使うことによって自治体間の格差が生じるとなれば、これは、本町の教育にとっても、我々議員としては、黙っておれない部分というのは出てくるわけですから、そういう実態があるのか、ないのか。それも含めてその辺を調査されて、あるという判断でこの文面が出ているというふうに思うんですが、その辺は、例えば本庁内のことも含めて調査されて、あると判断されて、この文面が出たのでしょうか。再度お尋ねします。 ◎議長(西谷 尚) 産業建設文教常任委員会委員長、藤井昌彦君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(藤井昌彦) 最初の義務、コロナの義務のことなんですけども、これは委員会では出なかったんですけども、私個人の意見としては、これはコロナ感染を防ぐ、そういったいろんな仕事が増えたというふうに理解します。  自治体の教育格差が起きていることについては、委員会では出なかったんですけども、私個人としては、そういうものは、自治体によって、財政とか、いろんな絡みでそういうことがあるのではないかというふうに思っております。 ◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、意見書案第1号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  地方自治法第99条の規定により、意見書を関係官庁に送付いたします。  なお、意見書案第1号で字句等の整理等を要する場合は議長に一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。議長において処置いたします。      ──────────────────────────────  日程第19 発議第3号 議会におけるデジタル化調査特別委員会の設置について ◎議長(西谷 尚) 日程第19 発議第3号 議会におけるデジタル化調査特別委員会の設置についてを議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (発議書朗読) ◎議長(西谷 尚) 朗読は終わりました。  提出者の趣旨説明を求めます。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) ただいま議題となっております発議第3号 議会におけるデジタル化調査特別委員会の設置について、趣旨説明を行います。  議会におけるデジタル化については、議長より議会運営委員会に諮問があり、協議を行いました。近年のデジタル技術の進展は、一人一人の状況に応じた、きめ細やかなサービスを提供することを可能にいたしました。デジタル社会のビジョンとして、デジタル活用により多様な幸せが実現できる社会、これに向けたシステムの構築が進められています。多様な環境にある全ての住民にデジタル化社会に参加いただくためには、議員自らが、その意義と効果を理解して、その成果が住民に喜ばれるものでなければならないと考えます。本町議会においても、デジタル化を推進できるよう、7人で構成する特別委員会を設置し、ここに付託して議論をしてもらうことが望ましいと考え、過日行われました全員協議会において説明を申し上げ、特別委員会の設置について多数のご理解を得ましたので、ここに発議をするものであります。  特別委員会の名称でありますけども、議会におけるデジタル化調査特別委員会です。付託の内容は、議会におけるデジタル化を推進するため、課題の調査、手法の調査、研究です。調査期間は調査が完了するまでとし、閉会中も継続して調査いたします。  以上、簡単ではございますが、趣旨説明といたします。議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) これをもって趣旨説明を終わります。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、発議第3号 議会におけるデジタル化調査特別委員会の設置についてを起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  引き続いて、特別委員会委員の選任を行います。  特別委員会委員の選任につきましては、香美町議会委員会条例第8条第5項の規定により、議長から指名をいたします。  議会におけるデジタル化調査特別委員会委員に田野公大君、上田勝幸君、東垣典雄君、南垣誠君、松岡大悟君、岸本正人君、森浦繁君の7名を指名します。  お諮りいたします。  議会におけるデジタル化調査特別委員会は、ただいま議長が指名しましたとおり選任することにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  したがって、議会におけるデジタル化調査特別委員会は、議長指名のとおり選任することに決定いたしました。  暫時休憩をいたします。                  (暫時休憩) ◎議長(西谷 尚) 会議を再開します。  議会におけるデジタル化調査特別委員会委員長及び副委員長が決まりましたので、報告いたします。議会におけるデジタル化調査特別委員会委員長に松岡大悟君、副委員長に南垣誠君の2名が、委員会において選任されました。      ──────────────────────────────  日程第20 議員派遣について ◎議長(西谷 尚) 日程第20 議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。  議員派遣については、議場配付していますとおり派遣することにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、議員派遣については、議場配付いたしておりますとおり派遣することに決定いたしました。      ──────────────────────────────
     日程第21 発議第4号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出について ◎議長(西谷 尚) 日程第21 発議第4号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出についてを議題といたします。  各常任委員会、議会運営委員会より、香美町議会会議規則第75条の規定により、閉会中も引き続き調査したい旨の申出がありました。  各常任委員会、議会運営委員会からの申出のとおり、閉会中も継続調査(審査)に付することにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、申出のとおり閉会中も継続調査(審査)に付することに決定いたしました。  お諮りいたします。  以上で本定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。  これにて令和4年6月第133回香美町議会定例会を閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、令和4年6月第133回香美町議会定例会を閉会いたします。                               午後3時37分 閉会                ○ 閉 会 挨 拶 ◎議長(西谷 尚) 閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  去る6月3日に開会し、本日までの18日間の今期定例会は、国民健康保険税条例の一部改正、令和4年度各会計補正予算等、本町が直面する重要案件が提出されましたが、議員各位の終始熱心なご審議を賜り、ここに議了することができました。これもひとえに議員各位のご理解、ご協力によるものと深く感謝を申し上げます。また、衷心より厚くお礼を申し上げます。  当局におかれましては、一般質問、審議等の過程におきまして議員各位が申されました意見等を今後、町の行政に十分反映されますよう希望するところでございます。  総務民生常任委員会、産業建設文教常任委員会におかれましては、令和3年度企業会計決算を閉会中に審査賜りますよう、よろしくお願いいたします。  また、広報公聴常任委員会委員におかれましては、これから議会だよりの編集等ご苦労になりますが、よろしくお願いいたします。  これからますます暑さが厳しくなってまいります。議員各位並びに執行部の皆様方におかれましては、何とぞご自愛の上、町政発展のため、より一層のご精励、ご活躍を賜りますようお願い申し上げ、簡単ではございますが、閉会の挨拶といたします。  次に、町長より挨拶があります。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 6月定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  去る6月3日から本日までの18日間、第133回香美町議会を開催していただきましたが、全日程を終了し、閉会の運びとなりました。この間、本会議及び常任委員会に、議員各位にはご精励を頂きましたこと、深く感謝を申し上げます。  私のほうから提案いたしました議案につきましては、委員会に付託されました企業会計決算認定の3件を除き、全て原案どおり決定を頂き、誠にありがとうございました。今議会で頂いた一般質問や審議の過程でのご意見を踏まえ、それらを真摯に受け止め、今後の町政運営に努めてまいりたいと存じますので、今後ともご理解、ご協力をお願い申し上げます。  さて、新型コロナの新規感染者数は、依然高い状況が続いておりますが、6月12日には第28回みかた残酷マラソン全国大会が開催され、全国から1,965人のランナーにご参加を頂き、地域の多くの皆さんの声援を受け、初夏の小代を駆け抜けられました。また、7月1日には、香住区では海開き、7月23日には、第45回香住ふるさとまつり海上花火大会が3年ぶりに開催される予定となっております。この夏は、海も山も多くの観光客でにぎわいが戻ることを願ってやみません。  終わりになりましたが、議員各位におかれましては、暑さ厳しい季節に向かいますので、健康にくれぐれもご留意され、ますますご活躍されますよう心から祈念申し上げ、閉会のご挨拶といたします。本日は誠にありがとうございました。 ◎議長(西谷 尚) 大変ご苦労さまでした。 Copyright (c) KAMI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...